昔と同じ自然な方法でゲンメやガッディナーラを造る新しい生産者
国 | イタリア |
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地域 | ピエモンテ |
オーナー | マルコ アルルンノ |
葡萄園 | ガッティナーラ・・・セシア川の西側、ヴェルチェッリ県に位置する産地。北ピモンテの長期熟成能力を持つ赤ワインとして、過去にはバローロにも勝る名声を誇っていた。もともと火山があった標高500mの丘をメインに畑があり、土壌は火山性土壌が主体で、肉付きが良く深みがあり力強いワイン。
ゲンメ・・・ガッティナーラの対岸、セシア川の東側、ノヴァーラ県に位置する産地。土壌は粘土と花崗岩で構成されている。標高250mのなだらかな丘に畑が広がり、ガッティナーラに比べ女性的で優美なワイン。 |
栽培 | 昔と同じ自然な方法で行われ、環境への影響が可能な限り少なくなるように心がけています。例えば、畑の害虫に対しては天敵の昆虫を放して対処しています。 |
<情報リンク>
「イル キオッソとは、ピエモンテで、石垣で囲まれた畑のこと」・・かつてワイン生産者達は、優れたワインの出来る区画を区別するため、その場所を石垣で囲みました。この考え方は、現在このワイナリーでも生かされ、D.O.C.G.ガッティナーラ、ゲンメ、D.O.C.ファーラのエリアにある最高の畑から質の高いワイン造りを行っています。葡萄の剪定から、収穫、醸造、ボトリングまでのすべての過程において、最大限の品質を得るために、細心の注意を払っています。
「量質ともに重要な生産者」・・ゲンメ全体の生産量は15万本。その内イル キオッソは1万本。同じくガッディナーラは30万本で、イル キオッソは2万本生産しています。
「ゲンメ、ガッディナーラのネッビオーロ」・・バローロ、バルバレスコに使われるネッビオーロはランピアというクローンで粒が小さく、力強いワインになるのに対し、ゲンメ、ガッティナーラのネッビオーロはスパンナと呼ばれ、それよりも粒が大きく、エレガントなワインになります。