生産者情報

フリードリヒ ヴィルヘルム ギムナジウム

450年以上の歴史を持つギムナジウム

フリードリヒ ヴィルヘルム ギムナジウム
フリードリヒ ヴィルヘルム ギムナジウム
フリードリヒ ヴィルヘルム ギムナジウム
フリードリヒ ヴィルヘルム ギムナジウム
フリードリヒ ヴィルヘルム ギムナジウム

生産者情報

ドイツ
地域 モーゼル
歴史

1561年2月3日 フリードリヒ ヴィルヘルム ギムナジウムはイエズス会の管轄下のトリアー大学から派生して誕生しました。葡萄畑はトリアー選帝侯のヨハン6世とその次のヤーコプ3世によって寄付されました。

1773年 教皇クレメンス14世がイエズス会を解散しました。これはイエズス会派であるトリアー大学にも影響し、この時のトリアー選帝侯クレメンス ヴェンツェルは「選帝侯のギムナジウム」として継続しました。

1811年 ナポレオン占領下の時代では1811年まで「エコール セントラル」や「エコール セコンデール」、そして「コレージュ(大学)」というように呼ばれました。

1835年 トリアー生まれの哲学者カール・マルクスは、1835年にギムナジウムの講堂で高校卒業証書を受け取りました。そこは今日では聖公会神学校の講堂となっています。

1896年 1805年のナポレオンの帝国令によって、過去にイエズス会が所有していた建物や葡萄畑を獲得しました。その後、プロイセン王国の占領下の時代もギムナジウムによる所有は続きました。フランス語の「コレージュ」はやがて「プロイセン王立ギムナジウム」、そして1896年には「フリードリヒ ヴィルヘルム ギムナジウム」と名前を変えました(フリードリヒ ヴィルヘルムは当時のドイツ皇帝の名前)。

今日、フリードリヒ ヴィルヘルム ギムナジウムは国際的に名高いグラーハ村、ベルンカステル村、トリッテンハイム村(併せて11ha)の急勾配の畑を所有しています。この急勾配の畑にはほとんどすべてリースリングを植えています。トリアーの近くのザールにはファルケンシュタイナー ホフのあたりに13haを所有しています。

オーナー

カーステン ウェイアンド : ディレクター

ヨハネス ベッカー : ケラーマイスター

葡萄園

モーゼル川 : グラーハー ドームプロブスト、ベルンカステル バーシュトゥーベ、トリッテンハイマー アポテーケ

ザール川 : ファルケンシュタイナー ホフベルク

<情報リンク>

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フリードリヒ ヴィルヘルム ギムナジウムは2004年にビショフリッヒェ ヴァインギューター トリアーの参加に入りました。リースリングが主役となる葡萄品種で、栽培面積の90%はリースリングです。各畑から葡萄が持ち込まれ、プレスするのはザールにあるシャルツホーフと、ルーヴァーにあるデュースブルガー ホフです。そしてワインを熟成するのは、ローマ時代から存在する、トリアーの中心地にある丸天井のセラーの中です。