生産者情報

シャトー オー カントループChâteau Haut-Canteloup

「アシェット」も認めるコストパフォーマンスの高さに注目

ブライ コート ド ボルドーの実力派シャトーが造る、上質な赤とクレマン

 

生産者情報

フランス
地域 ボルドー
歴史

19世紀からボルドナーヴ家が葡萄栽培をスタート

1972年  シャトー オー カントループを設立

オーナー

ボルドナーヴ家

葡萄園

合計51ha   

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シャトー オー カントループはA.O.C. ブライ コート ド ボルドーエリアのフール村(Fours)に拠点を置く家族経営の生産者です。2003年からアレクサンドルとヴァンサンの兄弟が両親からワイン造りを引き継ぎ、シャトーを運営しています。ボルドナーヴ家は19世紀からこの地で葡萄栽培を行ってきました。1972年に兄弟の祖父母が自家元詰めのワインの販売を始め、シャトー オー カントループとしての歴史が始まりました。その後、兄弟の両親がシャトーの発展に力を注ぎ、フール村の畑に加え、母方の持っていたサン パレ ド ブライ(Saint-Palais-de-Blaye)の畑を新たに手に入れました。

 

現在、合計で51haの畑を所有しています。フール村の畑は33ha、赤ワインに使用する黒葡萄を栽培しています。栽培比率はメルロ85%、カベルネ ソーヴィニヨン10%、マルベック3%、カベルネ フラン2%です。畑は粘土石灰質土壌の台地に広がっており、葡萄はこの土壌に非常によく適応し、良い成熟を見せてくれます。ワインはフルーティで集約があり、エレガントなスタイルになります。

 

一方、サン パレ ド ブライに所有する18haの畑では白ワイン用の葡萄を栽培しています。畑のほとんどは南向きの丘陵地に広がっています。砂利とシリカの混ざる土壌で、特に白葡萄の栽培に適しています。18haの畑は、主にソーヴィニヨン ブランを栽培しています。セミヨンは0.9haでクレマンに使用しています。その他はソーヴィニヨン グリ、ミュスカデルも栽培しています。

 

葡萄の栽植密度は1ha当たり4,500本から6,000本です。20年以上前から畝の間に草を生やしています。これにより樹勢をコントロールすることが出来、より高い熟度の葡萄を得ることが出来ます。収量をコントロールし、より品質の優れた葡萄を得るために剪定、芽掻き、葉落とし、グリーンハーベストを行っています。白葡萄は手摘み、黒葡萄は機械で収穫しています。また葡萄の育つ自然環境に配慮し、HVE(環境価値重視)認証を取得しています。酵母は自家畑から採取した酵母を培養して使っています。