ラングドックのNo.1エノログ、クロード グロも認める若き才能
国 | フランス |
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地域 | ラングドック ルション |
歴史 | 100年前に、アルノーの曾祖父が、教会の建物を購入 1988年 設立。 1999年 農協で働いていたアルノー シェが戻る。 2000年 アルノーが、祖父から引き継ぐ。 |
オーナー | アルノー シェ : 6代目。1973年生。大学では歴史専攻、博士号を取る。ワイン造りは祖父に習う。 |
葡萄園 | 36ha シラーとグルナッシュがメイン。複数のエリアがあり、いずれも標高が高い。昼夜の寒暖差が非常に激しい。 カリニャン(82~100年樹齢)4ha、グルナッシュ(30~50年樹齢)4ha、シラー(5~20年)5ha、サンソー1ha、白用品種6ha |
栽培 | リュット レゾネ |
<情報リンク>
「性格を反映したはつらつとしたスタイル」 コンサルタントを務めるクロ―ド グロは、ラングドックNo.1のエノロジストと言われ、ロバート .パーカー Jr.が5ッ星を付けるシャトー ラ ネグリの醸造責任者でもあります。彼はアルノー シェを、「とても頭が良く、教えた事を一回で覚えてしまう。とても優秀」と評しています。アルノー シェは、フランス南部の人らしい底抜けに明るい性格。造るワインのスタイルにもその明るい性格が感じられます。はつらつとしてはっきりとした果実味が、アルノー シェの造るワインに共通して感じられます。
「長いマセラシオンがソフトなタンニンを生みます」 栽培はゴブレ式で、グリーンハーベストをしています。ドメーヌのあるタレイラン村は標高400mのため完熟が遅くなりますが、その中でもアルノー シェが1番最後です。そのためマセラシオンの時期も遅くなり、長いマセラシオンが必要となりますが、その結果タンニンがソフトになります。収穫は手摘み、テロワールによって別々に醸造します。清澄は軽くおこないます。
「トレヴィアックは三叉路」 ドメーヌ名「トレヴィアック」は地名で、3つの道に由来しています。ローマ時代に、このドメーヌの前に3つの道がありました。一つ目が採掘した鉱物を運ぶ道。二つ目が修道院への道。三つ目が、城へ繋がる道です。