「私はブルゴーニュ気質だから、畑にいないと落ち着かないんだよ」
―フランソワ コンフュロン
国 | フランス |
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地域 | ブルゴーニュ |
歴史 | 1984年 フランソワは18歳で父を手伝い始める 1989年 ヴォーヌ ロマネで、メテヤージュにて自分のワインを造り始める 1997年 父からヴォーヌ ロマネとニュイ サン ジョルジュを引き継ぎ、義父からジュヴレ シャンベルタンをメテヤージュ 1999年 1993年にメテヤージュしたレ ショームとレ ボーモンの手入れが終わり、ワイン造りを開始 |
オーナー | フランソワ コンフュロン : 1966年生まれ。5代目
エドワール コンフュロン : 息子 クロディーヌ : フランソワの妻 |
葡萄園 | 計11ha 51ヶ所 ブルゴーニュ ルージュ2.5ha、ヴォーヌ ロマネ2.0ha、ヴォーヌ ロマネ レ ショーム 0.37ha、 ニュイ サン ジョルジュ1.0ha、ジュヴレ シャンベルタン 0.3ha、パストゥグラン、アリゴテなど |
栽培 | 防虫剤、化学的なものは使用せず、オーガニックなものだけ使用 収穫は手摘み。畑で葡萄を選別する。酸と糖度のバランスが大事。過熟にはしない。 昔から天然酵母 |
<情報リンク>
フランソワ コンフュロンは、18歳から父親の手伝いを始め、1989年にはヴォーヌ ロマネの畑にてメテヤージュ(小作契約)で自分のワインを造り始めました。1997年に父親からヴォーヌ ロマネとニュイ サン ジョルジュを引き継ぎ、今に至ります。
「造りは昔から一緒」
全体に古い樹齢の葡萄樹が多く、70年のものもあり、まめなケアが必要です。フリーラン ジュースを90%使用、ワインに骨格をつけるためにプレスワインを10%だけ使用します。発酵は大樽で行い、マセラシオンは、約3週間行います。ピジャージュは、木の桶を使って、足で踏んで行う場合もあります。ノンフィルター、ノンファイニング。瓶詰はムーンカレンダーに沿って行います。
「国内での評価が高い」
彼の造り出すワインは地元での評価が高く、生産されるワインの70%は国内で消費され、30%が輸出されていて、イギリスが最大の相手国です。
<人柄の良さが表れているワイン>2004年ワイナリー訪問時(写真)
2001年5月に訪問した際、夕食をとるのに近くのレストランをご紹介いただきましたが、私どもが食事を始めたころ、支配人を通じて’93ヴィンテージのヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ ボーモンを差し入れてくださいました。姿を見せずにさりげなく心使いをするコンフュロンの人柄の良さはワインにも表れている気がいたします。エレガントでやさしく、まだまだ若さもありバランスに優れたこのワインが、ブルゴーニュのチーズに良く合いました。
畑仕事のため土で汚れたフランソワの指。「私はブルゴーニュ人気質だから、畑にいないと落ち着かないんだよ」とフランソワは語ります。