典型的な地中海性気候のマクラーレン ヴェイルでプレミアムワインを造る
国 | オーストラリア |
---|---|
地域 | マクラーレン ヴェイル |
歴史 | 1998年 リー フロレンツが設立 |
オーナー | リー フロレンツ |
葡萄園 | 25.9ha |
<情報リンク>
「ワイン好きが高じてオーナーに」・・オーナーのリー フロレンツは、若い頃からよくワインを飲んでいるうちに、次第にワインに傾倒するようになりました。実家が建築会社を営んでおり、その仕事仲間を通じて葡萄畑の経営を学びました。そして、フィネスと持続性があり、バランスの良い力強い赤ワインが造りたいという思いから、自分自身のワイナリーを設立し、ワイン造りをしたいと考えました。そして、マクラーレン ヴェイルに3世代続く葡萄畑を買いました。
「土壌と気候に合ったシラーズとカベルネを栽培」・・マクラーレン ヴェイルは典型的な地中海性気候で、セント ヴィンセント湾からの風が夏の暑さと冬の寒さを和らげています。夏は暑く冬はおだやかな気候で、収穫期にはほとんど雨は降らず、霜もめったにみられません。これは栽培家にとっては理想的な環境です。葡萄は、マクラーレン ヴェイルの土壌と気候に最適なシラーズとカベルネ ソーヴィニヨンを栽培しています。毎日畑へ出向き、畑全体を健全に保つために様々な方法(灌漑、防虫など)を用いて管理しています。収穫量は低く抑えています。また、アデレード ヒルズで、ソーヴィニヨン ブラン、ピノ グリ等、白ワイン用葡萄の栽培もしています。
「プレミアムワインのためには、経費を惜しまない」・・ワインは5つのタイプの開放型の発酵槽で発酵させます。熟成はアメリカンオークとフレンチオークの樽で12~24ヶ月行ない、出荷まで瓶で寝かせます。清澄が必要な場合は、放し飼いの鶏舎に外注した卵白を使います。
<評価>
ロバート パーカー Jr.、ステファン タンザー、ジェームス ハリデイ(オーストラリアのワイン評論家)から高い評価を受ける。