マスター オブ ワインが、品質と価格の両立を目指し立ち上げたブランド
手頃な価格ながら、ヴェネトの葡萄と土地の個性を表現
国 | イタリア |
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地域 | ヴェネト |
歴史 | 1999年 デヴィッド グリーヴとマット トムソンが設立 |
オーナー | デイヴィット グリーヴ カナダ生まれ。若いときにロンドンへ向けて放浪の旅に出ました。お金が必要となり、レストランで働くようになりました。そこでワインに興味を覚え、ヒュー ジョンソンの本を買って勉強したのが、ワインと関わるきっかけとなりました。現在も勉強は続いています。1986年にマスター オブ ワインを受けました。「その当時は簡単だったんだよ!(笑)」 とデイヴィッドは話していました。
マット トムソン(エノログ) ニュージーランド マルボーロのプレミアムワインを造る複数のワイナリーでコンサルタントとして働く。2008年インターナショナル ワイン チャレンジで、「白ワインメーカー オブ ザ イヤー」受賞。 |
葡萄園 | <農協と銘柄の関係> カンティーナ ヴァルパンティーナ : 赤80%、白20%。 コルヴィーナ、ヴァルポリチェッラ カンティーナ モンテフォルテ : 白90%、赤10%。 ガルガネガ、ソアーヴェ |
<情報リンク>
「良い品質と手頃な価格のワインを提供したい」という2人の思いから設立されました
アルファ ゼータは、マスター オブ ワインであるデイヴィッド グリーヴと、ニュージーランド出身の醸造家マット トムソンが1999年に立ち上げたブランドです。マットが常駐し、多くの仕事をします。畑はすべて条件の良い斜面の畑で、さらに収穫量の制限や遅摘みによる完熟した葡萄の収穫など、栽培も指導します。収穫時には二つのカンティーナの畑から、良い葡萄を選びます。農夫達とは、「品質の高い葡萄を造れば必ず買い取ってもらえる」という信頼関係を築き上げています。また、設備を全て地元の農協からレンタルでまかなうことで、生産コストを下げています。醸造もマット トムソンが行います。白ワイン用葡萄は、カンティーナに運んで、すぐ他よりも低い12度まで冷やしてから醸造します。その結果、デリケートでファインなワインとなります。さらに、ワインにリッチさを与えるため、シュール リを行います。手頃な価格ながら、品質には一切の妥協がなく、時に本当にこの価格であっているのか?と疑いたくなるほどです。