イタリア料理界の巨匠グアルティエーロ マルケージも認めた高品質
プレンディーナでは、国際品種でワイン造り
国 | イタリア |
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地域 | ロンバルディア |
歴史 | 1958年 ヴェネト州クストーツァでワイン造りをするジュリエット ピオーナが葡萄畑を購入。 カヴァルキーナの名で販売。 1980年 有名なシェフ、グアルティエーロ マルケージのために、メルロとカベルネの ブレンドワインを瓶詰。 1990年 全てのワインをラ プレンティーナのラベルで販売スタート。 1996年 畑がガルダD.O.Cに認定される。 2021年 ルチアーノピオーナが逝去。長年ルチアーノとワイン造りを共にしてきた弟フランコ ルチアーノの娘ジュリア、息子フランチェスコがワイン造りを引き継ぐ。 |
オーナー | ピオーナ家 |
葡萄園 | 50ha |
栽培 | 収穫は手摘み。機械摘みにすると30%の葡萄を傷め、酸化して、香りを失う。 |
<情報リンク>
ピオーナ家のワイナリー 詳細ページ
ヴェネト州のクストーツァの地でワイン造りをするジュリエット ピオーナと父親が美しい葡萄園を見つけ、1958年に購入しました。
「同じピオーナ家のカヴァルキーナとの違い」
畑は互いに近く、15kmほどの距離しかありません。どちらの土壌もガルダ湖によって形成されており、気象条件もよく似ています。2つの畑の間にはミンチョ川が流れており、その川によってヴェネト州とロンバルディア州に分かれています。ミンチョ川は州の境界となるだけではなく、葡萄栽培の文化の違いも表しています。カヴァルキーナでは、土着品種であるガルガネガやコルヴィーナ、ロンディネッラなどの葡萄を栽培していますが、ここプレンディーナでは国際品種であるメルロやカベルネ ソーヴィニヨンを栽培しています。
「ガルダ湖の恵み」
ガルダ湖の南5kmにあります。ガルダ湖は、昼夜の温度差、最適な風通しをもたらし、丘の斜面は赤ワイン用の葡萄に欠かせない太陽の光をもたらします。土壌は混じり合っていて、粘土が主で、他は石灰岩ですが、pHは高くなっています。オーガニックではありませんが、葡萄1本ごとに葉を見て、1本ごとに手を施しています。
「塔のラベルと顔のように見えるラベル」
建物のラベルは、昔の人々が使っていた塔をモチーフにしています。3階部分に鐘がついており、時計を持たない農夫たちに、昼食の時間を知らせるために鳴らしていました。また、顔のようなラベルは、かつて船乗りだったピオーナの経歴にちなんだもので、海を渡る自分の船とそれに併走して泳ぐ鯨を表しています。
<評価>
ヒュー ジョンソン「ポケット ワイン ブック2021」に、ガルダの優良生産者として掲載。